カテゴリー別アーカイブ: Dentoo.LT

Dentoo.LT#15.5

去年のAdvent Calendar以来でおよそ1年ぶりの投稿になっています、けいなです。

本日のDentoo.LT#15.5で発表をしてきましたので使用したスライドと発表動画へのリンク、簡単な説明を掲載します。

KHe7, けいな – 散策の勧め [Dentoo.LT#15.5], SlideShare(フォントが落ちている疑惑)
KHe7, けいな – 散策の勧め [Dentoo.LT#15.5], Speaker Deck
Dentoo.LT, Dentoo.LT#15.5, YouTube

簡単に内容をおさらいすると都外72.0%、関東外38.2%から構成されている電気通信大学(電気通信大学, 平成28年度入試Data Book)ですが、とはいえUEC TOKYOであり東京都内の多くの大学が所在する多摩地区にある大学であるので、地下鉄の各種一日乗車券(特に(各社東京メトロパス|TOKYO探索きっぷ))を使って東京散策をしましょうと提案するLTでした。
2016.04.01に行われた東京メトロパスの値下げ(東京メトロ, 各種「東京メトロパス」の発売額を値下げいたします!)によって往復するだけで既にオトクという場合が増加し、ちかとくという東京メトロと東京都交通局が発行する一日乗車券を提示すると割引やプレゼントなどの特典が受けられるサービスを活用して都内探索を行うと幸せになれそうというお話です。

実例として今年度に入ってから26回使ってFoursquare集計で駅などを含めて413箇所をぐるぐると回っていますが、純粋なお出かけから終活の面接の前後にちょっとした散歩などにひとつ知見として活用して頂ければと思います。
開示請求の第2弾についてはAdvent Calendarで記載したので話す機会もあまりないかと考えていますが、別件で大学とはお手紙をやり取りすることが決まっているのでまた少し戦わなくてはいけません。

P.S. 平成27年度の進学・就職実績が更新されるのはいつごろになりますでしょうか…。

Dentoo.LT#11

陳腐化する前に話をしておこうと思いましたが、あまり面白いものではなかったので枠の無駄遣い感がありました、けいなです。

今回も、Dentoo.LTで話してきた内容についてです。
細かい話はYouTubeのDentoo.LTチャンネルDentoo.LT#11とスライドslideshareSpeaker Deckに譲ります。

トラック泊地の開放初日に着任してから延々とやり続けている廃人提督ですが、あれこれと自分で管理するのが面倒になって専ブラ・支援ツールに手を出しています。(先日問題になった)Chrome拡張を利用していた時期もありましたが、最終的に記録魔な性分とWin・Macで運用できることを理由に航海日誌を使っています。

航海日誌が吐き出した次の資材ログを良い感じに表示する試みの話でした。
Boot CampのWindowsで取っていたログもありますが、(おそらく)マージしてません。

% nkf log | head -2
日付,燃料,弾薬,鋼材,ボーキ,高速修復材,高速建造材,開発資材
2014-04-03 06:26:37,33674,52280,52628,42649,360,599,522
% nkf log | tail -2
2015-05-10 13:56:56,221603,255400,234321,298388,2556,1902,1769
2015-05-10 14:02:13,221433,255064,234371,298278,2556,1903,1769
% wc -l log
   15043 log
% du -hs log
928K	log

主に用いるのは話した通りGnuplotです。
Makefileに利用するスクリプトと変数の内容を起こすように記述して、ある程度適当に使えるようにしています。

Makefileには、イベント攻略の資源推移のプロット用、全期間のプロット用などの派生をいくつか作成していますが、抜粋で済ませます。
ファイル名、期間をdateコマンド及びgdateコマンドで設定しています(使い分けに特に理由はありません。調べてすぐ出てきた方を使いました)。

FILE= $(shell date "+%Y.%m.%d-%H%M%S")
OLD = $(shell gdate -d '2 months ago 1 days' +%Y-%m-%d)
OLDE= $(shell echo "2015-04-28 23:00:00")
NOW = $(shell gdate -d '1 days' +%Y-%m-%d)
NOWE= $(shell echo "2015-05-03 03:00:00")
allh : /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv
	make svgh
	rsvg-convert -f png -o "$(FILE).png" "$(FILE).svg"
	rsvg-convert -f pdf -o "$(FILE).pdf" "$(FILE).svg"
alle : /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv
	make svge
	rsvg-convert -f png -o "$(FILE).png" "$(FILE).svg"
	rsvg-convert -f pdf -o "$(FILE).pdf" "$(FILE).svg"
svgh : /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv
	cp /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv ./log
	gnuplot -e "file='$(FILE)';old='$(OLD)';now='$(NOW)'" ploth
svge : /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv
	cp /Users/KHe7/Application/macosx-x64/資材ログ.csv ./log
	gnuplot -e "file='$(FILE)';old='$(OLDE)';now='$(NOWE)'" plote

Gnuplotスクリプトの方では、”-e”オプションで受け取った変数を用いて出力ファイル名、x軸の期間を設定します。
また、SVGやPNGは何も設定しないと透過してしまうので、背景に白色を設定しています。
x軸に期間を設定するのに”set xdata time”と”set timefmt “%Y-%m-%d %H:%M:%S””を用いています。
色については各資源・資材の自分のイメージで決めました。組み込みに近い色があればそれに、なければ適当に数値で入れています。

set datafile separator ","
set terminal svg size 2880,1620 font "ヒラギノ明朝 Pro W3.otf,24"
set output file.".svg"
set object 1 rectangle from screen 0,0 to screen 1,1 fillcolor rgb"#ffffff" behind
set key left bottom
set xdata time
set format x "%Y.%m.%d"
set timefmt "%Y-%m-%d %H:%M:%S"
set xrange [old." 00:00:00":now." 00:00:00"]
set ytics nomirror
set y2tics
set grid xtics mxtics ytics
set yrange [250000:300000]
set y2range [1500:3000]
plot "log" using 1:2 w l lw 2 lc rgb "forest-green" title "燃料",\
     "log" using 1:3 w l lw 2 lc rgb "#8d6a47" title "弾薬",\
     "log" using 1:4 w l lw 2 lc rgb "gray60" title "鋼材",\
     "log" using 1:5 w l lw 2 lc rgb "sandybrown" title "ボーキサイト",\
     "log" using 1:6 w l lw 2 lc rgb "#aae272" title "高速修復材" axes x1y2,\
     "log" using 1:7 w l lw 2 lc rgb "#ff9999" title "高速建造材" axes x1y2,\
     "log" using 1:8 w l lw 2 lc rgb "light-blue" title "開発資材" axes x1y2

出力結果を2例示しておきます。
ひとつは全期間のログを用いたものです。
2015.05.10-232138
もうひとつは今回のイベント期間についてのものです。
2015.05.10-232132

よく考えるとこのどちらも上に示したMakefikeやGnuplotスクリプトで生成したものではないですが…余り変わらないので良しとしておきます。
前者はxrangeの設定を外してyrangeを[0:300000]、y2rangeを[0:3000]に設定しました。後者はxrangeをOLDE、NOEWで渡し、yrangeおよびy2rangeの設定を外した上で各期間に対応するような垂線を引き、凡例の位置を微調整しました。

ここまであれこれやったものの、あまり見栄えがしないので良い感じのビジュアライザを探したい気がしてきています。

次回は個人的な制作物のお話か、各種機関に対して行ったお問い合わせについて書きたいと思っているので、下調べと実行に取り掛かるつもりでいます。

Dentoo.LT#10

けいなです。

理由が出来たので投稿するという状態です。静的に置き換えることさえしてません。
Dentoo.LTが回数を重ねている間ネタがないと思い続けていたのですが、よくよく考えれば何かと話す材料があった、という話です。

細かい話はYouTubeのDentoo.LTチャンネルDentoo.LTにある動画Dentoo.LT#10とスライドslideshareSpeaker Deckを参照していただければと思いますが、初海外+単独渡航という状況下で学会に行かされるに辺って準備したモバイル通信環境とWindows 8.1におけるモバイル通信利用の話となっています。

発表後にVisitor SIMという知見を得たのですが日本通信に邪魔されて調べ物が捗りません。
Ready SIMとAT&T GoPhoneについてはプリペイドという扱いのため、これも含まれる…ように感じますが、真面目に英文でアメリカのSIM事情を追いかけるには事後ということもありやる気が出ません。

2年半選手のSC-01Dを置き換えたいと思いつつ、標準サイズのSIMで通信を流しているために代えがたいという状況で悩ましいのですが、いい加減に次の請求を行おうと思います。
何らかの成果が出ましたらこの場かTwitterなどで報告をさせていただきます。

ではまたいつの日にか。

P.S.
DentooLT#6の記事書いてないことに気付きましたがそれはもうスライドで見てください。

Dentoo.LT#3

前の記事から1月以上が経ちました、けいなです。

今回は、Dentoo.LT#3で私が行ったLTについてです。

Dentoo.LT#3から早くも2週間半が経ちました。
いくつかの課題を片付けて安心していたら2週間経っていたという。

さて、Dentoo.LTという場にも関わらず技術的な話とは無縁の話題。
それも情報開示請求とかいう誰が知ってるんだよそれという謎テーマだったかと思います。

Dentoo.LTも3回目、過去2回はUstreamでの視聴で済ませたが今度こそ会場に行く
見るだけではなくLTもやりたいがネタがない
唯一あるのは絶賛進行中の情報開示請求
という感じで、前日夜からmasawadaに似せて紙芝居芸スライドを量産していたら枚数が増えて悲鳴を上げつつという感じでした。

まず、簡単な経緯について説明を。

教科情報は情報の入出力のやりかたを学ぶ場だという話から、仕入れる手段としての情報開示請求をやってみようかという話になって始まったのが今回の請求です。
成績分布を請求対象に選んだ理由は、分布から自分の立ち位置や評価のされ方が分かって面白いんじゃないかということと、とある科目は単位が出ないというもっぱらの噂を確認したかったことです。あれは自分も不可を貰っているのでかなり気になっています。
で、始めてみたらこれが揉めてしまった。
請求に細々と書き過ぎたためか、対象不存在を言い渡されて異議申立てに移ることに。
きつい表現だが、情報公開・個人情報保護審査会に自らの主張を認めて頂いて大学に対象となる文書の存在を認めさせるなくてはならない。
結果、大学の年度計画や報告書、年次報告書の文言を引っ張りだして、大学側が提出した理由説明書の全てに反論して主張を否定するという攻め方に。
答申が出て決定のやり直しと開示の決定が出たときは勝ったと思ったものの例の文言に気付いて苛立ち。
異議申立書をギリギリになってから簡易書留で郵送して行政不服審査法第十四条第4項に救われ。
諮問の通知が来ないのでどうなっているのかと思っていると内閣府からの書留で諮問されていることを知る。
という感じです。

発表に使用したスライドは以下に。
SlideShare
Speaker Deck
当日にアカウントを作成してスライドをアップロードして公開し、Twitterで流したのである程度の人に見てもらえたようです。とはいうものの、自分が何人分としてカウントされているのか不明ですが。
発表の動画は@masawadaの編集がどうなるか次第ですが公開され次第リンクを追加します。

反省を。

自己紹介パートはさておき、中盤の知る権利云々は減らすべきだった。中途半端に紹介して間違いが多い。
ただ、少しは話したかったという。制度の紹介は正直どうでもいい気もしましたが流れが作れそうになかったがために。
後半は巻き過ぎて良くなかった。怒涛の展開で良かったとの声もありましたが時間配分は意識したいです。
そして、日付は入れるようにします。時系列はさておき、時間が無駄に掛かっているというのはお知らせすべき情報でした。
真面目枠と思ったのに基地外枠だったと言われたのは少し驚きました。また、クレーマーだと言われたのも若干の驚きを隠せません。
が、面白く話すためにネタになるところをえげつなくピックアップしているのでこれらの表現を認めざるをえない感じもあります。
事実、意見書周りは言葉がキツくて今読み返すと自分が怖い。
マイクは音の入り具合が自分で分からなかったので後半近付け過ぎました。保存した流れを追いかけるまで気付きませんでしたすいません。
時間に収まらなかったことについては只々申し訳なく。7分の合図、耳に入っていなかったようです。元々巻いてもギリギリな仕様なのに前半に余計なことを口走って時間使い過ぎました。また、質問も却下すべきだったと反省しています。アカウントでという案内で十分でしたね。

4月14日に発表を行なってからについてを少し。

16日が提出期限の意見書を書く作業を14日の深夜から開始するも朝までに完成せず。この時点で郵送提出は期限的にに無理。(まぁこの意見書の提出期限に関してはなんとでもなるようですが…。)
続きを15日深夜から書いて完成。
山の手線周辺に行く用事ができたのでついでに直接持ち込むことに。輪講の後にJEDで怒涛の印刷芸をして永田町合同庁舎へ。大学の年度計画とか報告書とか年次報告書とかの無駄に枚数多い添付資料のために膨れ上がった残念な紙束を持って。しかし、流石に内閣府関連の組織が居を構える永田町合同庁舎、守衛さんに担当の方を呼び出して頂いて正面玄関すぐのわずかばかりの空間でお渡しするだけでした。表紙のコピーに受付印もらえたのが成果。
こんなところです。

ちなみに、意見書に何気なく
”追加として、一連の手続きに関する法律上の問題に触れる。今回の異議申立てにおいて、情報公開・個人情報保護審査会に対して諮問が行われた旨の通知が電気通信大学から行われなかったと記憶している。これは独立行政法人等の所有する情報の公開に関する法律第十九条に抵触するのではないか。”
と書いたところ18日付で作成されたものが19日発送で20日に到着しました。16日の夕方に提出した意見書が回ってからだとすると素早い対応ですね。
が、これはもう完全に単なるクレーマー。

今後について。

これから、情報公開・個人情報保護審査会で何回か審議が行われて答申が出ることになると思います。
前回、答申書で初めて知る情報があったので、情報公開・個人情報保護審査会事務局の方に問い合わせを行いつつ、新たな情報に関しては追加的な意見書を提出する形をとれればと考えています。関連する資料は今後地味に探しておいて面白く出来ればという感じです。
最終的な成果に関しては、このブログに加えて秋の百萬石やどこかもう少しオフィシャルな場で出来ればと考えています。

最後までやりあって意図する結果を得られればと願いつつ。