UEC Advent Calendar 2015 6日目

記事を書くきっかけがありません、けいなです。

本記事はUEC Advent Calendar 2015の6日目の記事です。

以前の記事でも取り上げていますが、UECは国立大学であり”独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律”の対象機関になります。前回の請求において、関連するページの記述が豊かになり、異議申し立ての手続き中に関連する大学機関のウェブサイトの更新が止まっていたなどの愉快な事案もありましたが、修士も2年にして大学に対する2度目の情報公開請求に踏み切って得た資料の話を簡単にまとめます。今回行った情報公開請求は2件ありますが、今回はそのうちの1件について簡単な概要の説明と資料の提供を行います。

今回の請求は2010年から2014年に開講された全科目の成績分布が分かる資料を対象として請求し、会議資料の一部を文書として特定し開示を実施してもらいました。
請求・決定に関する資料を準備するのを忘れたため、本項目については後日更新します。

得られた資料は次の画像のような表になります。評定平均の昇順で並べられた表と同一科目名で複数開講がある場合、科目名・評定平均の順に昇順に並べたものです。本画像は評定平均の昇順の1例です。
2010_02
科目名については、単一クラスでの開講しかないものについては運営に支障をきたすとのことで不開示情報とされてしまっています。また、時間割コード・教員名・受講人数についても不開示となっています。これについて、私は北海道大学の実施例成績分布WEB公開システム(成績評価分布状況表) – 北海道大学(記事執筆時点でエラーが発生している)及び東北大学の実施例成績分布図 – 東北大学全学教育(学内限定公開)からして開示するべき情報と考えていますが、前回の開示請求に際して勝ちきれなかったためこのような範囲での開示になっています。

しかし、部分不開示による開示の実施に際して、科目名については他の不開示部分と異なり何故か一定の長さによる情報の削除となっていません。学務情報システムから得た科目リストとのなんらかの方法において突き合わせを行うことで一定の判別が可能と考えていますが、手法について検討する余裕のなさとモチベーションの低下から実行に移していません。

ここでは、本開示請求において得られた資料をテキストファイルにまとめたものを公開します。素のPDFの公開については注意文書を受け取りましたのでデータのみの公開とします。
2010a
2010b
2011a
2011b
2012
2013
2014

本テキストファイルは先の画像の情報を年度・学期別にタブ区切りのCSVとして収めています。また、科目名が黒塗りとなっているものについては科目名を”_”とした上で黒塗りの長さについての情報を各行の末尾に加えてあります。

本資料をひとつのコンテンツとしてお楽しみください。また、科目名の突き合わせによる復元・受講人数の推定について検討を行ってまとめてくれる人を募集しています。

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